看護学校の全日制は、基本的に平日の朝から夕方まで授業が行われています。
そのため、フルタイムで働いている方が、仕事をしながら看護学校に通うのは難しいでしょう。
しかし、一般企業で働いている社会人でも、准看護師なら仕事をしながらでも目指すことは可能です。
准看護師は、医師や正看護師の指示で業務を行う看護師のことで、准看護学校には、全日制と半日制の学校があります。
半日制の学校は、平日の午後や夜間に授業が行われるので、働きながらでも学校に通えるのが特徴です。
ちなみに、准看護師から看護師になるときには、看護学校に2年間通い、看護師の国家資格に合格する必要があります。
看護学校は、全日制に加え、夜間の定時制と通信制の看護学校が設けられており、全日制と定時制の学校は、准看護師の資格さえあれば入学試のための受験は可能です。
しかし、通信制の学校に関しては、准看護師の資格を取得し、7年以上の実務経験が求められます。
また、通信制の場合は、通信教材で学習するだけでなく、病院での実習や指定された日に学校に登校する必要があるので、すべてが通信教育で済むというわけではないことを理解しておく必要があります。
社会人から看護師を目指すときには、上記のようなルートがありますが、高校を卒業してからすぐに看護師を目指す方に比べると、少し時間がかかるため、相応の覚悟は欠かせません。
特に、仕事と学業を並行して続けることは、決して楽ではないでしょう。
ただし、毎日勉強時間を確保して、コツコツと勉強していけば、決して不可能ではないので、看護師という職業に憧れている人は、ぜひ諦めないでください。
★参考/社会人から目指す!看護師になるには